実際の出題 · 令和3年度(2021年)· 問50
令和3年度 宅建 問50の解説
鉄骨構造の用途・床・大空間
問題文と正答・判断の根拠を、このページで確認できます。当サイトが作成した解説で、公式解説ではありません。
令和3年度 宅建 問50の問題文
出典:不動産適正取引推進機構・令和3年度試験問題。解説は当サイトが作成しています。
【問50】建物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1鉄骨構造は、主要構造の構造形式にトラス、ラーメン、アーチ等が用いられ、高層建築の
骨組に適している。
2鉄骨構造の床は既製気泡コンクリート板、プレキャストコンクリート板等でつくられる。
3鉄骨構造は、耐火被覆や鋼材の加工性の問題があり、現在は住宅、店舗等の建物には用い
られていない。
4鉄骨構造は、工場、体育館、倉庫等の単層で大空間の建物に利用されている。
資料に基づく正答:3
出題当時の公式正答:3。土地・建築材料の一般的性質についての解説です。個別の敷地や建物の安全性を判定するものではありません。
資料確認日:2026-09-10。各記述の理由と根拠資料は下で解説しています。
正解は「3」
最も不適当なのは3です。鉄骨構造は住宅や店舗にも用いられます。耐火被覆が必要になることと、採用されないことは別です。
令和3年度・問50・選択肢1 / 適当
骨組の形式を用途に応じて選ぶ
鉄骨構造にはトラス・ラーメン・アーチなどの形式があり、高層建築の骨組にも採用されます。
根拠:積水ハウス・鉄骨の大空間建築 ↗令和3年度・問50・選択肢2 / 適当
既製の床部材も用いる
鉄骨構造の床にはALC板(既製気泡コンクリート板)やプレキャストコンクリート板などを用いる工法があります。
根拠:住宅紛争処理支援センター・鉄骨造の床 ↗令和3年度・問50・選択肢3 / 不適当
住宅・店舗にも用いられる
鉄骨構造は住宅や店舗に使われています。必要な耐火性能や加工・接合の方法を確保して設計するのであり、用途から排除されていません。
根拠:国土交通省・住宅の構造形式 ↗令和3年度・問50・選択肢4 / 適当
大きな空間を確保しやすい
鉄骨の梁・トラス等により大きなスパンを構成でき、工場・体育館・倉庫などの大空間にも利用されます。
根拠:積水ハウス・鉄骨の大空間建築 ↗関連するオリジナル問題で復習
過去問の解説を読んだら、関連する科目の基礎問題で復習しましょう。次のリンクは無料問題です。
関連問題を解いてみる →解説の確認について
2026年9月10日に上記の専門機関の資料で、土地・建築材料の一般的性質を確認しました。専門家監修は未実施です。