宅建・点数が伸びないときの対策

30点から伸びない。
まず、失点の中身を分けよう。

問題集を増やす前に、直近の模試や年度別演習を1回分だけ見直しましょう。同じ30点でも、知識が足りない場合と、知っている問題を読み違えた場合では次にする勉強が違います。30点はここでの例で、合格基準点を示すものではありません。

最初の一歩:不正解と「勘で正解」を集める

正解した問題も、根拠を説明できなかったものは対象にします。それぞれに、次の4つから主な原因を一つ付けてください。

原因見分け方次にすること
知識不足解説を読んでも用語や条件が分からない該当論点の基礎へ戻る
取り違い似た数字・書面・契約を混同した違いを比較表にする
読み違い「誤っている」「できない」などを見落とした問われている条件に印を付ける
時間不足最後まで考える時間がなかった迷う問題を保留する練習をする
失点を見える化同じ20問の失点でも、対策は4通り。50問中30問正解した場合の架空の例
知識不足8問

→ 基礎へ戻る

取り違い6問

→ 違いを並べる

読み違い4問

→ 条件に印を付ける

時間不足2問

→ 保留して次へ

得点だけで終わらず、「なぜ間違えたか」で復習を選ぶ。

具体例:50問中30問正解だったら

残り20問が「知識不足8問・取り違い6問・読み違い4問・時間不足2問」だったとします。これは架空の例です。20問すべてを最初から読み直すのではなく、取り違えたルールを比較し、読み違いの癖も確認します。知識不足の8問は、科目・論点ごとにまとめて学び直します。

これで必ず何点上がる、という意味ではありません。復習の時間をどこに使うか決めるための整理です。

科目ごとに、戻る場所を決める

「答えを覚えた」と「理解した」を分ける

同じ問題で点数が上がっても、解答番号を覚えているだけの場合があります。正解番号を隠し、各選択肢がなぜ正しい・誤りなのかを説明してみてください。説明できない肢だけ翌日もう一度解きます。

無料の○×演習で理由を確かめる →

3日間の復習ルート分ける → 整理する → 確かめる
  1. DAY 01分ける

    不正解・迷った問題から、復習する論点を一つ選ぶ。

  2. DAY 02整理する

    解説を読み、違いを自分の言葉で3行にまとめる。

  3. DAY 03確かめる

    解説を隠して再挑戦。正解と判断理由を確認する。

まだ迷う問題は、もう一度「整理する」へ。

次の3日間の復習例

  1. 1日目:直近1回分の不正解・迷った問題を4種類に分ける。最も多い論点を一つ選ぶ。
  2. 2日目:その論点の解説を読み、違いを3行程度にまとめる。関連する問題を少数解く。
  3. 3日目:解説を隠して解き直す。「正解したか」と「理由が言えたか」を別々に記録する。

苦手が広い場合は、一度に全部を直そうとせず、この流れを繰り返します。

時間不足なら、採点と別に振り返る

50問・120分の通常形式を想定した練習で、時間を使いすぎた問題を記録します。迷った問題は印を付けて後へ回し、全問を見る時間を確保する練習をしましょう。本番ではマークする番号のずれにも注意が必要です。

時間を測って年度別に解く → · 過去問は何年分・何周する? →

このページは学習方法の提案です。必要な復習量や得点の変化には個人差があります。