実際の出題 · 令和2年度(12月試験)(2020年)· 問50

令和2年度(12月試験) 宅建 問50の解説
基礎・木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造

問題文と正答・判断の根拠を、このページで確認できます。当サイトが作成した解説で、公式解説ではありません。

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この過去問を、4つの○×で解く

下の出題条件に従い、各選択肢の記述が正しいかを判定してください。四択で「誤っているもの」を選ぶ問題も、ここでは各記述の正誤を答えます。

出題条件・登場人物を確認する

【問50】建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

登場人物や取引条件がある問題は、先に上の条件を確認してください。このページの○×回答は学習履歴やランキングには保存されません。

選択肢1を○×で確認

基礎は、硬質の支持地盤に設置するとともに、上部構造とも堅固に緊結する必要がある。

登録・カード入力なしで回答できます。

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○ 正しい

基礎は上部構造の荷重や地震・風による力を安全に地盤へ伝えます。適切な支持地盤と、上部構造との確実な接合が重要です。個々の建物では地盤調査や基礎形式に応じて設計し、沈下や変形に対する安全も確認します。

根拠:建築基準法施行令38条・42条・66条 ↗

選択肢2を○×で確認

木造建物を耐震、耐風的な構造にするためには、できるだけ建物の形態を単純にすることが適切である。

登録・カード入力なしで回答できます。

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○ 正しい

形状を単純にし、耐力壁などを釣り合いよく配置すると、地震や風の力を伝えやすくなります。大きな凹凸や偏った壁配置はねじれや力の集中につながり得ます。ただし単純な形なら設計確認が不要になるという意味ではありません。

根拠:木造住宅の耐震性能検証・形状と構造のバランス ↗

選択肢3を○×で確認

鉄骨造は、不燃構造であり、靭性が大きいことから、鋼材の防錆処理を行う必要はない。

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× 誤り

鋼材は燃えにくく変形能力があっても、腐食に対して無条件に強い材料ではありません。腐食のおそれがある構造部材には有効なさび止めなどの措置が必要です。不燃性・靭性と防錆の必要性は別の性質です。

根拠:建築基準法施行令37条 ↗

選択肢4を○×で確認

近年、コンクリートと鉄筋の強度が向上しており、鉄筋コンクリート造の超高層共同住宅建物もみられる。

登録・カード入力なしで回答できます。

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○ 正しい

高強度コンクリートや高強度鉄筋の技術により、鉄筋コンクリート造の超高層共同住宅が実現しています。材料強度だけでなく、耐震設計や変形性能、施工品質などを合わせて確保することが必要です。

根拠:建築研究所・New RC研究 ↗

令和2年度(12月試験) 宅建 問50の問題文

出典:不動産適正取引推進機構・令和2年度(12月試験)試験問題。解説は当サイトが作成しています。

【問50】建築物の構造に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。 1 基礎は、硬質の支持地盤に設置するとともに、上部構造とも堅固に緊結する必要がある。 2 木造建物を耐震、耐風的な構造にするためには、できるだけ建物の形態を単純にすることが適切である。 3 鉄骨造は、不燃構造であり、靭性が大きいことから、鋼材の防錆処理を行う必要はない。 4 近年、コンクリートと鉄筋の強度が向上しており、鉄筋コンクリート造の超高層共同住宅建物もみられる。

資料に基づく正答:3

出題当時の公式正答:3。土地・建築材料の一般的性質についての解説です。個別の敷地や建物の安全性を判定するものではありません。

資料確認日:2026-10-02。各記述の理由と根拠資料は下で解説しています。

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正解は「3」

最も不適当なのは3。鉄骨の不燃性や靭性は、防錆を不要にする理由になりません。基礎の支持と接合、木造の形状・壁配置、高強度材料によるRC造の超高層化を整理します。

ひと目で比較・判断のポイント

判定は各記述についてのものです。「誤っているもの」を選ぶ問題では、×の記述が正解になります。

各記述の判定と、覚えるポイント
記述判定判断のポイント
選択肢1○ 正しい基礎は上部構造の荷重や地震・風による力を安全に地盤へ伝えます建築基準法施行令38条・42条・66条
選択肢2○ 正しい形状を単純にし、耐力壁などを釣り合いよく配置すると、地震や風の力を伝えやすくなります木造住宅の耐震性能検証・形状と構造のバランス
選択肢3× 誤り鋼材は燃えにくく変形能力があっても、腐食に対して無条件に強い材料ではありません建築基準法施行令37条
選択肢4○ 正しい高強度コンクリートや高強度鉄筋の技術により、鉄筋コンクリート造の超高層共同住宅が実現しています建築研究所・New RC研究

令和2年度(12月試験)・問50・選択肢1 / 正しい

基礎は上部構造の荷重や地震・風による力を安全に地盤へ伝えます

基礎は上部構造の荷重や地震・風による力を安全に地盤へ伝えます。適切な支持地盤と、上部構造との確実な接合が重要です。個々の建物では地盤調査や基礎形式に応じて設計し、沈下や変形に対する安全も確認します。

根拠:建築基準法施行令38条・42条・66条 ↗

令和2年度(12月試験)・問50・選択肢2 / 正しい

形状を単純にし、耐力壁などを釣り合いよく配置すると、地震や風の力を伝えやすくなります

形状を単純にし、耐力壁などを釣り合いよく配置すると、地震や風の力を伝えやすくなります。大きな凹凸や偏った壁配置はねじれや力の集中につながり得ます。ただし単純な形なら設計確認が不要になるという意味ではありません。

根拠:木造住宅の耐震性能検証・形状と構造のバランス ↗

令和2年度(12月試験)・問50・選択肢3 / 誤り

鋼材は燃えにくく変形能力があっても、腐食に対して無条件に強い材料ではありません

鋼材は燃えにくく変形能力があっても、腐食に対して無条件に強い材料ではありません。腐食のおそれがある構造部材には有効なさび止めなどの措置が必要です。不燃性・靭性と防錆の必要性は別の性質です。

根拠:建築基準法施行令37条 ↗

令和2年度(12月試験)・問50・選択肢4 / 正しい

高強度コンクリートや高強度鉄筋の技術により、鉄筋コンクリート造の超高層共同住宅が実現しています

高強度コンクリートや高強度鉄筋の技術により、鉄筋コンクリート造の超高層共同住宅が実現しています。材料強度だけでなく、耐震設計や変形性能、施工品質などを合わせて確保することが必要です。

根拠:建築研究所・New RC研究 ↗

解説の確認について

問題文欄に記載した資料確認日に上記の専門機関の資料で、土地・建築材料の一般的性質を確認しました。専門家監修は未実施です。

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